東京ルミナスピラー

ドアが閉められ、部屋の中には手を捕縛の鎖で縛られた人が俺を含めて三人。


なるほど、捕縛の鎖か。


これを付けられていると武器が出せなくて、身体能力も並の人間になってしまう。


「へ、へへ……新入りかよ。お前も西軍みたいだけどよ、この北軍浄化会は下手に突っつくべきじゃなかったな」


俺の足の方にいる男の人が、少し弱ったような声を出す。


お前「も」ということは、この人も西軍なのか。


だけどどういうことか、こちらに背を向けている人の手首は青い。


つまり、北軍なのだ。


北軍の人が、北軍浄化会に捕まって捕虜となっている。


何か恨みを買ったとしたら、吹雪さん達みたいにアジトを爆破されるものだと思っていたけど違うのか?


「そこのおっさんはずっと喋らねぇよ。どんなヘマしたのか知らねぇけど、世の中には知らない方が幸せだってこともあるんだよな」


男のその言葉には、ある種の諦めのような雰囲気が漂っていたが、いつからここにいるのか。


「きっと俺の仲間が助けに来てくれます。あ、でも、俺みたいに眠らされる可能性があるなら、来ない方がいいのか……」


「そういうことだ。運良く死んで、西軍に戻れることを期待してだな……」