あの音楽のせいか、それとも匂いのせいか、少し頭がボーッとする。
ドアを開けずにいてこれだから、あの部屋の中にいたら大変なことになっていただろうな。
「となると……やっぱり信徒達はあの教祖に操られているのか?」
もしもそうだとしたら、信徒達の心を折ることなんて出来るのかがわからないな。
自分の意思とは関係なく教祖に操られているなら、結局は教祖を倒せば解決ということになるのだから、心を折る意味がない。
一旦、吹雪さん達と相談する為に戻るか。
あの乱痴気騒ぎの中なら、窓ガラスが割れる音が聞こえても大丈夫だろうと、丸く切り取られた窓ガラスを完全に割って、窓枠に足を掛けて隣のビルに飛び移った。
「どうだった? 無事に戻って来られたってことは、運良く見付からなかったってことだろうけどさ」
皆が待っているビルの屋上に戻ると、この短時間でどこで買って来たのか、吹雪さんがビールを飲みながら俺に手を挙げた。
「えっと……侵入した部屋が教祖の部屋でした。バッチリ見付かっちゃったんですけど……なんかおかしいんですよね」
「見付かったの!? それにしては騒がれてなかったけど……確かにおかしいね」
ドアを開けずにいてこれだから、あの部屋の中にいたら大変なことになっていただろうな。
「となると……やっぱり信徒達はあの教祖に操られているのか?」
もしもそうだとしたら、信徒達の心を折ることなんて出来るのかがわからないな。
自分の意思とは関係なく教祖に操られているなら、結局は教祖を倒せば解決ということになるのだから、心を折る意味がない。
一旦、吹雪さん達と相談する為に戻るか。
あの乱痴気騒ぎの中なら、窓ガラスが割れる音が聞こえても大丈夫だろうと、丸く切り取られた窓ガラスを完全に割って、窓枠に足を掛けて隣のビルに飛び移った。
「どうだった? 無事に戻って来られたってことは、運良く見付からなかったってことだろうけどさ」
皆が待っているビルの屋上に戻ると、この短時間でどこで買って来たのか、吹雪さんがビールを飲みながら俺に手を挙げた。
「えっと……侵入した部屋が教祖の部屋でした。バッチリ見付かっちゃったんですけど……なんかおかしいんですよね」
「見付かったの!? それにしては騒がれてなかったけど……確かにおかしいね」



