東京ルミナスピラー

予想外のことが起きまくってるけど、どうやら大した騒ぎにはならないようで。


それよりも「沢山愛してあげるわ」という言葉が気になって、部屋の中をウロウロと動き回っていた。


壁に掛けられているブラウスとスカートは、あの女性が着ていたものだろうか。


……どこかで見たことがあるような気がするけど、色んな所を動き回ってるからな、俺は。


きっと倒した人達の中にも同じような服を着ている人がいたのだろう。


それにしてもめちゃくちゃスタイルが良かったなあの人。


声も可愛い感じがしたし。


いやいや、何を考えているんだ俺は。


そうじゃないだろ。


さっきあの女性は「集会がある」と言っていたな。


つまり、今ならその集会所に人が集まっているから身動きが取りやすいんじゃないか?


そう考えて、部屋を出てみると、やはり人の気配も物音も聞こえない。


廊下を歩き、二階に下りても気配はない。


「一階まで行けそうだなこりゃ」


そう考えて一階に向かうと、奇妙な音楽が聞こえて来た。


階段を下りて右のドア。


「……なんだ? この匂い」


そのドアに付けられた小窓から、部屋を覗いて見ると……そこが集会所だった。