東京ルミナスピラー

ツルペタすとんの体型とは言え、身体のラインがバッチリ出るスーツは……蘭子と言えども結構グッと来るものがある。


しかもなぜか尻尾まで付いてるし、これは一体何のために……。


「悪くないな。それなら動きを邪魔しないし、胸も押さえ付けられて邪魔にならない。良いスーツだ」


舞桜は、全く悪気なく褒めたつもりだろう。


だが俺は知っている。


胸を押さえ付けられているわけじゃなく、蘭子は胸がないのだということを。


「こ、これでいいの? なんか身体のラインが出て恥ずかしいんだけど……」


蘭子に続いて出てきたのは夕蘭。


これは……出るところは出て、締まるところは締まっている。


まだ発育途中とはいえ、既に完成された体型に近くてとても素晴らしいと言える!


「どう? 葵、変じゃない?」


「え、あ、ああ。い、いいんじゃないかな? 凄く似合ってると思う」


目のやり場に困るけど、目が離せないというのが本音だ。


シールドを上げてなくて良かったとさえ思うよ。


「さてさて、真打の登場だよ! そんな小娘達に興奮してちゃ、私を直視なんて出来やしないよ!」


さらに、奥の部屋から吹雪さんの声が聞こえたけど、もう既に嫌な予感がしていた。