東京ルミナスピラー

吹っ飛んだ拓真を見た後、すぐに睨み付けるように俺を見た舞桜。


いや、見られて困るなら俺の前でそんな派手な動きをするなよ。


「葵……見たでしょ」


「ああもう! 見たよ! バッチリ見たよ! 恥ずかしいなら下に何か穿けよ!」


半ばやけくそ気味にそう言って、俺も蹴られるかもと構えたけど……舞桜は照れたように顔を赤くして。


「わ、わかった。そうする」


と、思ったよりも素直に言うことを聞いてくれた。


今までは「エッチ!」と言われていたけど、こんなにあっさり聞き入れてくれるなら、もっと早くに言っておけば良かったな。


でも、何度もいいもの見れたし……もったいない気もする。


「はいはい! バカなことやってないで、これからどうするか考えるよ! 北軍浄化会のやつら、大人しくしてたら見逃そうと思ってたけど、よりによって私達のアジトを吹っ飛ばしたとなると、ただじゃすまないよ」


パンパンと手を叩いて、話を元に戻した吹雪さんだが、俺にはどうにも気になることがあった。


いや、普通に考えたら報復を受けるのはわかっていたと思うんだけど、誰もその可能性に気付かなかったのかな。