「焦ったか葵! 俺を飛び越えては足場はないぞ! もらった!」
振り返ると同時に、俺の着地点に向けて日本刀が振られる。
「そんな攻撃、食らうかよっ!」
結城さんが振った日本刀の上に乗り、俺はさらに飛び上がった。
……と、周囲の人には見えただろう。
だけどそうじゃない。
俺は、足でトンファーを取り出し、それを踏み付けてさらに飛び上がったのだ。
普通なら、俺の体重で超高速移動をすれば、どれほどの衝撃があるかなんて容易に想像が出来る。
でも、スキル「跳舞」のおかげで衝撃が完全に0。
つまり、武器は俺の重さを全く感じていないということだ。
紅散花閃の時は、相手を「蹴っている」ことで攻撃判定なのか、このスキルは発動しないようだ。
トンファーを蹴って飛び上がった俺は、空中を蹴って結城さんから離れる。
そしてまたトンファーを足で取り出して蹴る。
結城さんに接近することなく、速度はどんどん上がって行くのだ。
「なんだよあのチートみたいな移動は……あんなの無限に空だって飛べちまうじゃねぇか。あんな技を教えたのかよマスター」
「……一見チートに見えて、あれはあれで実は制限があるんです。葵くんのように武器を複数持っていなければ気付かないですが、武器は『地面に足がつく』までに、5回しか取り出せないんですよ」
振り返ると同時に、俺の着地点に向けて日本刀が振られる。
「そんな攻撃、食らうかよっ!」
結城さんが振った日本刀の上に乗り、俺はさらに飛び上がった。
……と、周囲の人には見えただろう。
だけどそうじゃない。
俺は、足でトンファーを取り出し、それを踏み付けてさらに飛び上がったのだ。
普通なら、俺の体重で超高速移動をすれば、どれほどの衝撃があるかなんて容易に想像が出来る。
でも、スキル「跳舞」のおかげで衝撃が完全に0。
つまり、武器は俺の重さを全く感じていないということだ。
紅散花閃の時は、相手を「蹴っている」ことで攻撃判定なのか、このスキルは発動しないようだ。
トンファーを蹴って飛び上がった俺は、空中を蹴って結城さんから離れる。
そしてまたトンファーを足で取り出して蹴る。
結城さんに接近することなく、速度はどんどん上がって行くのだ。
「なんだよあのチートみたいな移動は……あんなの無限に空だって飛べちまうじゃねぇか。あんな技を教えたのかよマスター」
「……一見チートに見えて、あれはあれで実は制限があるんです。葵くんのように武器を複数持っていなければ気付かないですが、武器は『地面に足がつく』までに、5回しか取り出せないんですよ」



