「舞美ちゃん! 灯ちゃん! 俺達を援護してくれ! 行くぜぇピヨ! 殺れねぇなんて情けねぇことを言うなよ!?」
「くっ! 殺すのが当たり前みたいに言うなよ!」
杉村の言葉は、俺の思考を的確に表していた。
さっきは成り行きで人を殺すことになったけれど、殺すことに慣れたというわけではない。
特に今の状況は、鬼から逃げている北軍の人間と戦おうとしているのだから。
「うおおおおおおおっ! そこをどきやがれっ! 鬼に食われるのもお前らに殺られるのもごめんだぜ!」
先頭を走る、体型の割に速い男が、曲刀を振り回しながら俺と杉村に迫った。
2人相手に、1人で突っ込んで来るつもりか!?
それほど腕に自信があるのか、それとも鬼から逃げていて余裕がないのか。
日本刀を握り締めて、こっちには来るなと祈った次の瞬間。
曲刀の男は俺に向かって飛び上がり、その影から飛び出したもう1人の男が杉村に迫ったのだ。
「なにっ!」
ほんの一瞬、杉村に攻撃を仕掛けた男に目が向いてしまった。
男は空中で曲刀を振り被り、それを俺に叩きつけようとしている。
一撃で仕留めてそのまま北軍に走り去るつもりだろう。
俺は武器を振り上げるタイミングを逃し、曲刀が迫るのを見ることしか出来なかった。
「くっ! 殺すのが当たり前みたいに言うなよ!」
杉村の言葉は、俺の思考を的確に表していた。
さっきは成り行きで人を殺すことになったけれど、殺すことに慣れたというわけではない。
特に今の状況は、鬼から逃げている北軍の人間と戦おうとしているのだから。
「うおおおおおおおっ! そこをどきやがれっ! 鬼に食われるのもお前らに殺られるのもごめんだぜ!」
先頭を走る、体型の割に速い男が、曲刀を振り回しながら俺と杉村に迫った。
2人相手に、1人で突っ込んで来るつもりか!?
それほど腕に自信があるのか、それとも鬼から逃げていて余裕がないのか。
日本刀を握り締めて、こっちには来るなと祈った次の瞬間。
曲刀の男は俺に向かって飛び上がり、その影から飛び出したもう1人の男が杉村に迫ったのだ。
「なにっ!」
ほんの一瞬、杉村に攻撃を仕掛けた男に目が向いてしまった。
男は空中で曲刀を振り被り、それを俺に叩きつけようとしている。
一撃で仕留めてそのまま北軍に走り去るつもりだろう。
俺は武器を振り上げるタイミングを逃し、曲刀が迫るのを見ることしか出来なかった。



