「おうおう、南軍で醜い化け物が好き勝手やってくれてんじゃねぇか。ギャンギャンうるせえ声出してよ、近所迷惑って言葉を知らねぇのか」
「伊良ちゃん、聞こえてないみたいだよ? あんなに大きい耳があるから、近くに行って大声で叫んでみる?」
「そりゃあ名案だ。まずは耳くそをほじり出してやるか」
伊良の手には、随分重そうなハンマー。
それをまるで重さを感じさせずに、クルクルと回転させている伊良。
そして杏子の手には同じような形状の、湾曲した剣が二つ。
「月影! こいつをぶち殺すぞ。北条、お前も手伝え!」
伊良がそう言うなり、化け物に向かってハンマーを投げ付けた。
重いハンマーが唸りを上げ、一直線に飛ぶ。
それが化け物の巨大な顔の顎に当たり、メリイッという音と共に、これまた巨大な歯が折れて地面に落ちたのだ。
「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!」
何かするたびに強烈な悲鳴を上げる化け物。
いちいち耳を塞いでいたら攻撃が出来ないし、塞がなかったら鼓膜が破れそうでどうすれば良いかわからない!
そんな中でも、化け物は関係なく身体を回転させて、岩石の尻尾を振り回した。
「伊良ちゃん、聞こえてないみたいだよ? あんなに大きい耳があるから、近くに行って大声で叫んでみる?」
「そりゃあ名案だ。まずは耳くそをほじり出してやるか」
伊良の手には、随分重そうなハンマー。
それをまるで重さを感じさせずに、クルクルと回転させている伊良。
そして杏子の手には同じような形状の、湾曲した剣が二つ。
「月影! こいつをぶち殺すぞ。北条、お前も手伝え!」
伊良がそう言うなり、化け物に向かってハンマーを投げ付けた。
重いハンマーが唸りを上げ、一直線に飛ぶ。
それが化け物の巨大な顔の顎に当たり、メリイッという音と共に、これまた巨大な歯が折れて地面に落ちたのだ。
「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!」
何かするたびに強烈な悲鳴を上げる化け物。
いちいち耳を塞いでいたら攻撃が出来ないし、塞がなかったら鼓膜が破れそうでどうすれば良いかわからない!
そんな中でも、化け物は関係なく身体を回転させて、岩石の尻尾を振り回した。



