話を聞いていると、以前はこの街は、色んな派閥が自分達の勢力を広めようと躍起になっていた印象だったが、今は大きなひとつの集団になりつつあるような印象を受ける。
ひとつの大きな目的の為に他軍と足並みを動くなら、それはいいことなんだろうけど……もしも意見が違った場合、全面戦争になりかねない危険な状態でもあるか。
「そして西軍ですが……葵くん。あなたの所属する軍ですが、ここが一番大変なことになっていると言っても過言ではありません」
「もったいぶらずに教えてください。話を聞かないと判断が出来ません」
「そうですか。ではお伝えします。『運命の少年』に最も近いと言われている神凪宗司が、篠田さんに反旗を翻しました。たった三人で始めたこの反乱は、今では西軍を二分する内戦へと発展しています」
さすがにその言葉には驚きが隠せなかった。
どんなに想像しても、あの宗司がタケさんと戦おうとするなんて思えないし、三人というのも気になる。
蘭子と……もう一人は誰だ?
「なんか、本当に大変なことになってるんですね。俺が眠ってた間に。ちなみに、俺がどれくらい眠ってたかわかりますか?」
「夕蘭さんの話だと、今日で10日目かと」
ひとつの大きな目的の為に他軍と足並みを動くなら、それはいいことなんだろうけど……もしも意見が違った場合、全面戦争になりかねない危険な状態でもあるか。
「そして西軍ですが……葵くん。あなたの所属する軍ですが、ここが一番大変なことになっていると言っても過言ではありません」
「もったいぶらずに教えてください。話を聞かないと判断が出来ません」
「そうですか。ではお伝えします。『運命の少年』に最も近いと言われている神凪宗司が、篠田さんに反旗を翻しました。たった三人で始めたこの反乱は、今では西軍を二分する内戦へと発展しています」
さすがにその言葉には驚きが隠せなかった。
どんなに想像しても、あの宗司がタケさんと戦おうとするなんて思えないし、三人というのも気になる。
蘭子と……もう一人は誰だ?
「なんか、本当に大変なことになってるんですね。俺が眠ってた間に。ちなみに、俺がどれくらい眠ってたかわかりますか?」
「夕蘭さんの話だと、今日で10日目かと」



