東京ルミナスピラー

「きぃっ! なんで当たらないの! なんで死なないの!」


女性とは思えないほど高身長で、そして大きな胸をブルンブルンと揺らして悔しがる。


……ん?


今の声、どこかで聞いたことが。


ボサボサの髪の毛の間から見えた顔。


「えっ!? 是松先生!?」


「げ、げぇっ! ゴリ松!」


俺と灯がほぼ同時に声を上げた。


ゴリ松が癇癪を起こしている間にも、その後ろからハンマーとショートソードを持った男二人が俺達に迫る。


すかさず杉村が、ハンマーの男に剣を向けたけど、それを叩き折るかのような強烈なハンマーの一撃。


「……あら? その制服。名鳥さんと北条くん? もしかしてあなた達……西軍なのかしら?」


ゴリ松がそう尋ねている間にも、ショートソードの男が俺に接近して武器を振るう。


「くっ! 話してる途中でしょうが!」


「んなもん知るかよ! 殺し合いだぞ!」


確かにその通りなんだけど、話の途中で割り込まれるとスッキリしない!


男の攻撃を、何とか日本刀で受け止める。


短剣の男より強くはない。


こいつらが5人組だとすると、近接武器なのに後ろにいたということは……もしかしてこいつも俺と同じ初心者か!?