歩み寄って来た男が、再び日本刀を抜いて俺の首に刃を当てた。
「絶望に溺れて死ぬがいい。お前では力不足だ」
男が日本刀を振り上げる。
回避しなければならないのに……身体が動かない。
痛みやダメージによるものもあるだろうけど、それ以上に精神的なダメージが大きい。
こいつには何をしても勝てないと、心が折れそうになっていて。
刃が振り下ろされるのを待つことしか出来なかった。
そして、日本刀が振り下ろされた。
「さ、させんぞ! ぐふっ!」
だけど、神谷が俺と男の間に飛び込んで。
日本刀をその身体で受け止めたのだ。
「神谷……神谷銀二。お前ほどの男が、どうしてこいつを庇う」
「葵には恩がある。それに……理屈じゃねぇんだ! なあ、そろそろ年寄りが出しゃばるのは……やめにしようぜ」
日本刀で斬られた神谷の身体が、今までに見たこともないような大量の光の粒へと変わり、天高く昇って行く。
身体が大きい……というだけでは説明出来ない、大量の光だ。
「神谷……お前は、この葵に希望を見出したというのか」
何が何だかわからない。
けど……神谷が庇ってくれたこの命、簡単に落とすわけにはいかない。
「絶望に溺れて死ぬがいい。お前では力不足だ」
男が日本刀を振り上げる。
回避しなければならないのに……身体が動かない。
痛みやダメージによるものもあるだろうけど、それ以上に精神的なダメージが大きい。
こいつには何をしても勝てないと、心が折れそうになっていて。
刃が振り下ろされるのを待つことしか出来なかった。
そして、日本刀が振り下ろされた。
「さ、させんぞ! ぐふっ!」
だけど、神谷が俺と男の間に飛び込んで。
日本刀をその身体で受け止めたのだ。
「神谷……神谷銀二。お前ほどの男が、どうしてこいつを庇う」
「葵には恩がある。それに……理屈じゃねぇんだ! なあ、そろそろ年寄りが出しゃばるのは……やめにしようぜ」
日本刀で斬られた神谷の身体が、今までに見たこともないような大量の光の粒へと変わり、天高く昇って行く。
身体が大きい……というだけでは説明出来ない、大量の光だ。
「神谷……お前は、この葵に希望を見出したというのか」
何が何だかわからない。
けど……神谷が庇ってくれたこの命、簡単に落とすわけにはいかない。



