「チッ。逃げられたか。ここから北東って言ってたけど、範囲が広すぎるね。せっかくこれから楽しくなるところだったのに」
微かに残る緑川の光を見ながら、俺は最後に言っていた言葉が気になっていた。
「緑川のあの言い方……津堂が東軍にいるのと、俺のことを知っているのが繋がっているように聞こえました。どういうことでしょうか」
まだ消えない光がふわふわと天高く昇って行く。
「わからないけど、津堂を探せばそれもわかるんじゃない? ここから北東に向かって少し移動するかね。私のイーグルアイを使うにも、ここじゃ目立ちすぎるからね」
結局は津堂が全ての秘密に繋がってるというわけか。
「じゃあ、いい場所があるからそこに行こうよ。結構高いビルがあって、そこなら見晴らしもいいしさ」
杏子に見てもらっていた灯を、再びおぶる。
聖戦が始まって、膠着状態が続いている東軍の中を移動するのは正直怖いけど、津堂を見付ける為なら仕方がないな。
東軍に入って最初に出会ったのが緑川というのは、かなり運が悪いような気がする。
「しっかし、北軍、西軍、南軍が揃って東軍に乗り込むことになるなんて、この街に来た時は考えもしなかったぜ」
微かに残る緑川の光を見ながら、俺は最後に言っていた言葉が気になっていた。
「緑川のあの言い方……津堂が東軍にいるのと、俺のことを知っているのが繋がっているように聞こえました。どういうことでしょうか」
まだ消えない光がふわふわと天高く昇って行く。
「わからないけど、津堂を探せばそれもわかるんじゃない? ここから北東に向かって少し移動するかね。私のイーグルアイを使うにも、ここじゃ目立ちすぎるからね」
結局は津堂が全ての秘密に繋がってるというわけか。
「じゃあ、いい場所があるからそこに行こうよ。結構高いビルがあって、そこなら見晴らしもいいしさ」
杏子に見てもらっていた灯を、再びおぶる。
聖戦が始まって、膠着状態が続いている東軍の中を移動するのは正直怖いけど、津堂を見付ける為なら仕方がないな。
東軍に入って最初に出会ったのが緑川というのは、かなり運が悪いような気がする。
「しっかし、北軍、西軍、南軍が揃って東軍に乗り込むことになるなんて、この街に来た時は考えもしなかったぜ」



