「はぁ、なるほどね。津堂を追って東軍に行けば、灯を治せるかもしれないって思ったわけだ」
呆れた様子で話を聞いて、ため息混じりに首を横に振った吹雪さん。
「灯は……大切な人なんです。俺が守ってやらなきゃ、俺が治してやらなきゃならないんです」
「その気持ちはわからなくもないけどさ、それでもしも灯が死んだらどうするつもりだったのさ? 葵が死んで、また灯が拐われたらどうするつもりだったのさ? 本当に、そういうところは親譲りというか……考えなしで動くから、周りに迷惑が掛かるんだよ」
そう言われてしまうと、何も反論が出来ない。
しっかりとしたプランがあったかと言われたら全くないし、津堂の居場所だって知らないのだから。
ただ、灯と二人で東軍をうろついていれば、いつかは津堂のアジトが見つかるかな……くらいしか考えていなかった。
「す、すみません。でも、俺は退きませんからね。灯を治す方法がわかるまで、戻るつもりもありません」
「いや、だからさ! どこにいるかもわからない津堂を、あんたがどうやって探すんだって聞いてんの! 何の為に私が来たと思ってんのさ! もっと私を頼りなよ!」
呆れた様子で話を聞いて、ため息混じりに首を横に振った吹雪さん。
「灯は……大切な人なんです。俺が守ってやらなきゃ、俺が治してやらなきゃならないんです」
「その気持ちはわからなくもないけどさ、それでもしも灯が死んだらどうするつもりだったのさ? 葵が死んで、また灯が拐われたらどうするつもりだったのさ? 本当に、そういうところは親譲りというか……考えなしで動くから、周りに迷惑が掛かるんだよ」
そう言われてしまうと、何も反論が出来ない。
しっかりとしたプランがあったかと言われたら全くないし、津堂の居場所だって知らないのだから。
ただ、灯と二人で東軍をうろついていれば、いつかは津堂のアジトが見つかるかな……くらいしか考えていなかった。
「す、すみません。でも、俺は退きませんからね。灯を治す方法がわかるまで、戻るつもりもありません」
「いや、だからさ! どこにいるかもわからない津堂を、あんたがどうやって探すんだって聞いてんの! 何の為に私が来たと思ってんのさ! もっと私を頼りなよ!」



