「こりゃあ葵少年の人徳だな。そのつもりがなくても、お前の今までの行動が、こうやって本来敵の俺達をも惹き付けて、共に戦う仲間となっているってわけだ」
腕組みをして、うんうんと頷きながら神谷が語り始める。
「確かにそうかもな。杏ちゃんとの接点がなけりゃ、今こうして話してることもなかったかもしれねぇし、人を惹き付ける魅力ってのは重要な力だぜ。でも気を付けな。いくらお前が戦いを拒んでも、聞く耳を持たないやつってのは絶対にいるもんだ」
「伊良ちゃんの言う通りかもね。何をどうしても、殺し合いになる人は一定数いるからさ。分かり合えない人間はいるんだよ」
その観点から言うと、伊良と杏子は分かり合える人ということだ。
「灯、良かったな。杏子さんも助けてくれるってよ」
と、俺がそう呟いた時だった。
「葵! こんなところにいた!」
俺と伊良達の間、そこに突然青い影が降ってきたかと思ったら、大きな胸をブルンと震わせた女性が。
吹雪さんが俺の目の前に現れたのだ。
「あんた! 灯を連れてホテルから抜け出してどういうつもりなのさ! いきなり姿が消えて、大騒ぎだったんだからね!」
腕組みをして、うんうんと頷きながら神谷が語り始める。
「確かにそうかもな。杏ちゃんとの接点がなけりゃ、今こうして話してることもなかったかもしれねぇし、人を惹き付ける魅力ってのは重要な力だぜ。でも気を付けな。いくらお前が戦いを拒んでも、聞く耳を持たないやつってのは絶対にいるもんだ」
「伊良ちゃんの言う通りかもね。何をどうしても、殺し合いになる人は一定数いるからさ。分かり合えない人間はいるんだよ」
その観点から言うと、伊良と杏子は分かり合える人ということだ。
「灯、良かったな。杏子さんも助けてくれるってよ」
と、俺がそう呟いた時だった。
「葵! こんなところにいた!」
俺と伊良達の間、そこに突然青い影が降ってきたかと思ったら、大きな胸をブルンと震わせた女性が。
吹雪さんが俺の目の前に現れたのだ。
「あんた! 灯を連れてホテルから抜け出してどういうつもりなのさ! いきなり姿が消えて、大騒ぎだったんだからね!」



