しばらくして、PBSから聖戦の開始時刻を知らせるガイダンスが流れ、神谷が店のドアを開けた。
「もうすぐ時間だぞ。準備しろ」
「わかってる。それより神谷、あんたもついてくるつもりか?」
灯をおぶって外に出て、俺を見下ろす巨漢の神谷に尋ねると、ニカッと歯を見せて笑った。
「当たり前だ。危険だとわかっている所にお前らだけを行かせたとなれば、神谷銀二、末代までの恥だぜ! 助けてもらった恩は忘れねぇよ。だからお前は心配するな」
助けた……というつもりはなかったけど、結果的にそういうことになったなら、別に俺が断る理由もない。
「よう、ゆっくり休めたか? 東軍は他の軍とは全然違うからな。休める時に休まないと、あっという間にやられちまうぞ」
神谷と話をしていると、やって来たのは伊良と杏子。
聖戦が始まる直前で忙しいだろうに。
「葵くんも神谷さんも、東軍のことは何もわかってないでしょ? だから私が一緒に行くよ。伊良ちゃんは防衛の指揮があるから行けないからさ」
そう言って、杏子が満面の笑みを俺に向けた。
確かに東軍のことを知っている人がいてくれるのはありがたいけど……神谷に続いて杏子まで。
「もうすぐ時間だぞ。準備しろ」
「わかってる。それより神谷、あんたもついてくるつもりか?」
灯をおぶって外に出て、俺を見下ろす巨漢の神谷に尋ねると、ニカッと歯を見せて笑った。
「当たり前だ。危険だとわかっている所にお前らだけを行かせたとなれば、神谷銀二、末代までの恥だぜ! 助けてもらった恩は忘れねぇよ。だからお前は心配するな」
助けた……というつもりはなかったけど、結果的にそういうことになったなら、別に俺が断る理由もない。
「よう、ゆっくり休めたか? 東軍は他の軍とは全然違うからな。休める時に休まないと、あっという間にやられちまうぞ」
神谷と話をしていると、やって来たのは伊良と杏子。
聖戦が始まる直前で忙しいだろうに。
「葵くんも神谷さんも、東軍のことは何もわかってないでしょ? だから私が一緒に行くよ。伊良ちゃんは防衛の指揮があるから行けないからさ」
そう言って、杏子が満面の笑みを俺に向けた。
確かに東軍のことを知っている人がいてくれるのはありがたいけど……神谷に続いて杏子まで。



