「いや、あんたが言わないでよ! 神谷さんは池田派で、やつらの悪事に手を貸していたじゃない!」
「い、いや、俺はあいつらが何をしてるかなんて知らなくて……って、そうだよな。何も知らなくて良いように利用されてたなら、そういうことなんだろうな」
神谷の場合、確かに何をしていたかを知らされていないというのもあるだろう。
そして、それが悪いことだと気付いてなかったようなら、尚更難しい。
「まあ、結城が生かしてるってことは、こいつはそこまで悪いやつじゃないってことだろうな。そこまで心配することもないか」
……いや、神谷は首を吊っていたところを俺が助けただけで、結城さんは何も知らない。
これは、神谷を助けて良かったのか?
「結城さんは……神谷が生きているのを知らないです。ここに来る途中で俺が助けたんですよ」
「そうそう、俺が煌我の野郎に腕と脚を折られて、首を吊られて数日。この葵がいなければ後何日あの苦しみを味わったかわからねぇ」
まだまだ余裕があったんだな。
あの状態でまだ何日も持つとか、神谷も化け物じゃないか。
俺に寄り添って眠る灯の寝息を聞きながら、俺は肉を口に運んだ。
「い、いや、俺はあいつらが何をしてるかなんて知らなくて……って、そうだよな。何も知らなくて良いように利用されてたなら、そういうことなんだろうな」
神谷の場合、確かに何をしていたかを知らされていないというのもあるだろう。
そして、それが悪いことだと気付いてなかったようなら、尚更難しい。
「まあ、結城が生かしてるってことは、こいつはそこまで悪いやつじゃないってことだろうな。そこまで心配することもないか」
……いや、神谷は首を吊っていたところを俺が助けただけで、結城さんは何も知らない。
これは、神谷を助けて良かったのか?
「結城さんは……神谷が生きているのを知らないです。ここに来る途中で俺が助けたんですよ」
「そうそう、俺が煌我の野郎に腕と脚を折られて、首を吊られて数日。この葵がいなければ後何日あの苦しみを味わったかわからねぇ」
まだまだ余裕があったんだな。
あの状態でまだ何日も持つとか、神谷も化け物じゃないか。
俺に寄り添って眠る灯の寝息を聞きながら、俺は肉を口に運んだ。



