新大橋の方面に向かって進むこと20秒。
ビルの上を移動していた結城さんが立ち止まって地上を見下ろした。
なぜそんな場所で立ち止まったのか……説明がなくとも俺にも理解出来た。
「ああ? なんでこんな所で止まったんだよ? 煌我のアジトを見付けたんだろうが」
「王我、ひとつ聞かせてくれ。この街最強の男を手に入れた煌我は、そいつを戦わせている間に逃げると思うか?」
「はぁ? まさかだろ。そんなやつが味方についたら、殺戮ショーを楽しみに見るタイプだよあいつは。なんなら、最後のトドメを刺しにしゃしゃり出てくるかもしれねぇ」
「そうか、なら安心してやれる。お前達はここで待機してろ。俺が始末をつけてくる」
そう言ってビルから万年橋通りに飛び降りた結城さん。
その道の先には……キャップを深く被った、口にマスクのような物を付けているタケさんの姿があった。
「結城さん! 俺も行きます!」
待機してろと言われたけど冗談じゃない!
結城さんは一人でやるつもりかもしれないけど、一対一で勝てるような相手じゃないだろ!
「葵……そうか、お前も篠田さんに何かを託されたか。気を抜くな。篠田さんの動きから目を逸らした瞬間、首が吹き飛ぶと思え」
ビルの上を移動していた結城さんが立ち止まって地上を見下ろした。
なぜそんな場所で立ち止まったのか……説明がなくとも俺にも理解出来た。
「ああ? なんでこんな所で止まったんだよ? 煌我のアジトを見付けたんだろうが」
「王我、ひとつ聞かせてくれ。この街最強の男を手に入れた煌我は、そいつを戦わせている間に逃げると思うか?」
「はぁ? まさかだろ。そんなやつが味方についたら、殺戮ショーを楽しみに見るタイプだよあいつは。なんなら、最後のトドメを刺しにしゃしゃり出てくるかもしれねぇ」
「そうか、なら安心してやれる。お前達はここで待機してろ。俺が始末をつけてくる」
そう言ってビルから万年橋通りに飛び降りた結城さん。
その道の先には……キャップを深く被った、口にマスクのような物を付けているタケさんの姿があった。
「結城さん! 俺も行きます!」
待機してろと言われたけど冗談じゃない!
結城さんは一人でやるつもりかもしれないけど、一対一で勝てるような相手じゃないだろ!
「葵……そうか、お前も篠田さんに何かを託されたか。気を抜くな。篠田さんの動きから目を逸らした瞬間、首が吹き飛ぶと思え」



