二時間後、ロビーに集まった俺達を見て、結城さんは少し考え込んだ後、口を開いた。
「この人数で行くのは流石に目立ちすぎるか。ミモザと夕蘭さん、友里はここで待機しててくれ。連絡を受けたらすぐに応援に駆け付けられるように」
決して自由時間ではない。
俺と結城さん、そして千桜さんと吹雪さんの四人でどうにも出来ない場合に、援軍として駆け付けるということだ。
「相手は腐っても元池田派のリーダーだ。話で解決しないなら戦闘も有り得る。というより、戦闘が前提になるだろうな」
「ここは僕達が守ってるから安心してよぉ。思い切りやってきてぇ」
相変わらずミモザの声は気が抜ける。
「池田王我か……葵、問答無用でぶっ飛ばしていいよ! やっちゃいなよ!」
夕蘭は拐われた恨みがあるからか、拳を握り締めて随分乱暴な言い方だ。
「い、いや……王我から情報を聞き出さないと。とにかく行きましょう、結城さん」
俺がそう言うと、結城さんは小さく頷いて、ホテルの入り口の方に向かって歩き始めた。
それに続いて俺も外に出ると、結城さんは日本刀を取り出して空を見上げた。
「上から行くぞ。葵、お前、水面走りは出来るか?」
「はい。一度やったことはあります」
俺が答えると結城さんはニヤリと笑って、目の前のビルに向かって駆け出した。
「この人数で行くのは流石に目立ちすぎるか。ミモザと夕蘭さん、友里はここで待機しててくれ。連絡を受けたらすぐに応援に駆け付けられるように」
決して自由時間ではない。
俺と結城さん、そして千桜さんと吹雪さんの四人でどうにも出来ない場合に、援軍として駆け付けるということだ。
「相手は腐っても元池田派のリーダーだ。話で解決しないなら戦闘も有り得る。というより、戦闘が前提になるだろうな」
「ここは僕達が守ってるから安心してよぉ。思い切りやってきてぇ」
相変わらずミモザの声は気が抜ける。
「池田王我か……葵、問答無用でぶっ飛ばしていいよ! やっちゃいなよ!」
夕蘭は拐われた恨みがあるからか、拳を握り締めて随分乱暴な言い方だ。
「い、いや……王我から情報を聞き出さないと。とにかく行きましょう、結城さん」
俺がそう言うと、結城さんは小さく頷いて、ホテルの入り口の方に向かって歩き始めた。
それに続いて俺も外に出ると、結城さんは日本刀を取り出して空を見上げた。
「上から行くぞ。葵、お前、水面走りは出来るか?」
「はい。一度やったことはあります」
俺が答えると結城さんはニヤリと笑って、目の前のビルに向かって駆け出した。



