東京ルミナスピラー

「お前らここで何をしている。もしかして、ここに鬼が出るという噂……正体はお前達なのか?」


有無を言わさず制圧してしまう判断力はさすがだ。


俺ならきっと、相手の出方を窺ってから行動に移すだろうから。


「あ、あんた……結城さん!? お、俺は敵じゃないっすよ! や、康夫! 武器をしまえ! この人は味方だ!」


「はぁ!? 味方!? じゃあなんで西軍の野郎と一緒にいんだよ! おかしいじゃねぇか!」


ああ、こういう状況になったら俺の存在は面倒だな。


やんちゃそうな人達だし、簡単に納得してくれるかどうか。


「……お前達、このホテルで何をしている。質問に答えろ」


グッと日本刀に力を込めて、刃が金髪の男のこめかみに触れた。


「わ、わわわわっ! お、女っす! このホテルで美人を見たって聞いたから、ちょっと見物に来たというかレイプしに来たというか……で、ちょっと前に裸の女が入って行ったって聞いたから来たんすよ! 簡単にやれるかなと思って!」


清々しいほどゲスなやつらだな。


レイプしにって、一体何人で襲おうとしていたんだよ。


それに、このホテルで見たって美人は……多分鬼だろ?


本当の意味で食われてしまうぞ。