東京ルミナスピラー

「ど、どうにかしてその津堂と煌我ってやつの居場所がわからないのかよ! タケさんが戻りさえすれば、俺達の誤解は解けるはずだし西軍も立て直せる! 一石二鳥どころか、一気に問題が解決出来るってのによ!」


屋上の柵に、握った両手を打ち付けた宗司。


悔しそうに顔を歪めていたけど……何かに気付いたように、顔を上げて右手の人差し指と親指で輪っかを作ってそれを覗き込んだのだ。


「あ……れ? あの後ろ姿……灯じゃないのか? ああ……いなくなった」


突然そんなことを言い出した宗司に、俺はため息をついて首を横に振った。


「何言ってるんだよ。灯は北軍で、化け物に襲われて死んだんだろ。復活するには早すぎるし、後ろ姿が似てる人なんて沢山いるだろ」


「あ……いや。まあそうか」


なんだか釈然としない様子だけど、その灯が復活する為の場所を、しっかりと確保することが大事だ。


復活した瞬間、反逆者だとか言われたりしたらたまったもんじゃないからな。


「池田と津堂の手掛かりはなしか。誰かアジトを知らないかね? あれ? そう言えば池田って、双子だったよね? もう片方も煌我と一緒にいるわけ?」