東京ルミナスピラー

「勝ちますよ。ここまで来て、また負けたくはないです」


そう言い放った直後、接近した俺と結城さんの日本刀が交差する。


ガンッとお互いに弾かれた日本刀が、次は足元で交差した。


上段、下段と来たら次は中段!


首に向かって滑らせた俺の日本刀。


それを結城さんは、日本刀の柄尻で受け止めて、即座に俺の首に反撃の一撃を放った。


地面を這うような低い体勢になり、その攻撃を回避しながら次の攻撃に移る。


俺の斬撃が結城さんの胴に向かい、結城さんの日本刀が俺の頭上で方向を変えて振り下ろされた。


だが、その攻撃はどちらもダメージを与えることはなかった。


俺は振り上げたトンファーで結城さんの攻撃を防ぎ、結城さんは鞘で俺の日本刀の刃を受け止めたのだ。


そこからはお互いに乱打の勝負。


足を止めて、日本刀を振るう腕を高速回転させる。


俺も結城さんも、お互いの攻撃をしっかりと目で捉えて弾くと同時に攻撃に転じる。


こうなってくると、速さの俺か、経験の結城さんか。


じりじりと押しているのは……結城さんの方だった。


動きに無駄がなく、攻撃が最短距離で飛んでくる。


そして……結城さんの攻撃を弾いた瞬間、その日本刀の先端はすでに俺に向けられていた。