単純な強さを考えた場合、俺は力も速さも、まだまだ結城さんや父さんには及ばない。
その差を少しでも縮める為には、一定の条件下の強化じゃなくて全体的な底上げが必要だと考えたから。
次のスキルはそういう意味では俺を悩ませた。
鬼に対して攻撃力が上がる「鬼殺し」と、人に対して攻撃力が上がる「殺人鬼」。
鬼殺しの有効性は、ナイトを一撃で葬った父さんの攻撃を見たらよくわかる。
だけどそれ以上に、人との戦いが死闘になるのはわかりきっていた。
この選択をどうすべきか。
「やっぱり……こっちかな」
俺は目の前に表示された緑のスクリーンに触れて、日本刀のスキル取得は終了。
気になっていた「進化」を押してみると……何やら条件が表示されている。
鬼を50匹以上倒す。
ポーン以上の変異種を1匹倒す。
だが、それらの条件は既に達成しているようで、「進化」のボタンは明るく光っていたのだ。
何の迷いもなくそれを押すと……スクリーンが眩しく光り、装飾が少し豪華になった物へと変化した。
「何か……変わったのか?」
それ以外は特に、何かが変わったような雰囲気はなく、俺は首を傾げてトンファーのスキル取得に移行した。
その差を少しでも縮める為には、一定の条件下の強化じゃなくて全体的な底上げが必要だと考えたから。
次のスキルはそういう意味では俺を悩ませた。
鬼に対して攻撃力が上がる「鬼殺し」と、人に対して攻撃力が上がる「殺人鬼」。
鬼殺しの有効性は、ナイトを一撃で葬った父さんの攻撃を見たらよくわかる。
だけどそれ以上に、人との戦いが死闘になるのはわかりきっていた。
この選択をどうすべきか。
「やっぱり……こっちかな」
俺は目の前に表示された緑のスクリーンに触れて、日本刀のスキル取得は終了。
気になっていた「進化」を押してみると……何やら条件が表示されている。
鬼を50匹以上倒す。
ポーン以上の変異種を1匹倒す。
だが、それらの条件は既に達成しているようで、「進化」のボタンは明るく光っていたのだ。
何の迷いもなくそれを押すと……スクリーンが眩しく光り、装飾が少し豪華になった物へと変化した。
「何か……変わったのか?」
それ以外は特に、何かが変わったような雰囲気はなく、俺は首を傾げてトンファーのスキル取得に移行した。



