「武器は……何、ずっと手に持ってるの? 必要ない時は手を離して消しておきなよ? そうじゃないと戦闘の意思があるって思われちゃうよ?」
日本刀をずっと握り締めたままの俺を見て、呆れたように笑う浜瀬さん。
「うおっ! すげえすげえ、ちょっと武器のことを想像するだけで出てくるぜ!? 手を離せば消える!」
ああ、だから宗司はいつの間にか武器を離していて、何も持ってなかったんだな。
これじゃあ、大事に日本刀を持っていた俺がバカみたいじゃないか。
そうは思いつつも、一度手を離して消えるか試してみる。
本当に消えたよ。
で、武器を想像すると……日本刀が俺の手に。
しかも今度は鞘までついてきたぞ。
「ほらほら、早く行って行って。鬼と戦う時のコツは、相手を人間だと思わないことだ。武器を構えたらすぐに攻撃しろ。わかったね」
「は、はい」
そうアドバイスをもらい、鞘から日本刀を抜いて中央通りへと歩を進めた。
俺の足音か、それとも気配に気付いたのか、鬼がゆっくりと振り返る。
そして、俺を捉えたと同時に、ニタリと笑って駆け出したのだ。
手を伸ばし、俺を食おうと。
日本刀をずっと握り締めたままの俺を見て、呆れたように笑う浜瀬さん。
「うおっ! すげえすげえ、ちょっと武器のことを想像するだけで出てくるぜ!? 手を離せば消える!」
ああ、だから宗司はいつの間にか武器を離していて、何も持ってなかったんだな。
これじゃあ、大事に日本刀を持っていた俺がバカみたいじゃないか。
そうは思いつつも、一度手を離して消えるか試してみる。
本当に消えたよ。
で、武器を想像すると……日本刀が俺の手に。
しかも今度は鞘までついてきたぞ。
「ほらほら、早く行って行って。鬼と戦う時のコツは、相手を人間だと思わないことだ。武器を構えたらすぐに攻撃しろ。わかったね」
「は、はい」
そうアドバイスをもらい、鞘から日本刀を抜いて中央通りへと歩を進めた。
俺の足音か、それとも気配に気付いたのか、鬼がゆっくりと振り返る。
そして、俺を捉えたと同時に、ニタリと笑って駆け出したのだ。
手を伸ばし、俺を食おうと。



