東京ルミナスピラー

巨体のナイトに、野太刀を肩に担いで攻める舞桜。


その体躯に見合った力で槍を突き、舞桜がそれを回避するが地面に亀裂が入りアスファルトが捲れ上がる。


凄まじい力に、巨大な身体とは思えないほどの速度。


そして、舞桜の攻撃は盾で防がれる。


ナイトを上回る速度で動き回り、攻撃を仕掛けるものの……一撃もまともに入れられないようだ。


「ああっ! 舞桜様が苦戦しておられる!」


「なんだよ舞桜様って……」


「お前! 舞桜様に何も感じないのかよ! ノーメイクなのに透き通るような肌に美しい顔。世の男の全てを魅了するあのプロポーション。そして柔らかそうなおっぱい……奇跡の32歳だろうが! 舞桜様ぁっ! 今すぐ助太刀に行きますぞ!」


さっきまで灯が、蘭子がって言っていたのに、あっという間に舞桜か。


確かに物凄い美人でスタイルも良いけど……なんて考えてる場合じゃない。


俺の返事を待たずにビルから飛び降りた宗司を追って、俺もトンファーを取り出して飛び降りた。


日本刀はまだ折れていて使えない。


慣れたと言うには使いこなせていないトンファーで、あの強いとわかるナイトと戦えるかどうか。