「お父さん……葵にそんなこと言ったんだ。許せない」
「大丈夫。覆面Qがおしおきしてる。覆面Qは負けない」
ムスッとした灯に、蘭子が勝ち誇ったようにそう言った。
いや、確かに覆面Qに助けられたけど、父さんを抑えられるほど強いとは思えない。
蘭子は本当に覆面Qが好きなんだな。
まあ、響きはクセになりそうだけどさ、覆面Q。
「けっ! 覆面だか素麺だか知らねぇけどよ。そんなやつに人ひとり説得出来るとは思えないぜ。きっとありゃあ、人様に顔向け出来ないからあんな格好なんだぜ? やましいことがないなら堂々と顔を見せろってんだ」
そして覆面Qのことになると宗司は機嫌が悪くなるんだよな。
何か因縁があるんだろうけど。
「うう……宗司は覆面Qが嫌いなのか。じゃあ蘭子も嫌いになる。覆面Q……嫌いっ!」
「いやいや、お前まで嫌いになる必要はないけどよ。まあ、親父さんを説得出来れば、西軍への進行も今後緩まるかもしれないよな。やってみる価値はあるな」
あの、今が楽しければそれでいいみたいだった宗司が、今後のことまで考えて動こうとしてるなんて。
成長したもんだな。
素直に感心するよ。
「大丈夫。覆面Qがおしおきしてる。覆面Qは負けない」
ムスッとした灯に、蘭子が勝ち誇ったようにそう言った。
いや、確かに覆面Qに助けられたけど、父さんを抑えられるほど強いとは思えない。
蘭子は本当に覆面Qが好きなんだな。
まあ、響きはクセになりそうだけどさ、覆面Q。
「けっ! 覆面だか素麺だか知らねぇけどよ。そんなやつに人ひとり説得出来るとは思えないぜ。きっとありゃあ、人様に顔向け出来ないからあんな格好なんだぜ? やましいことがないなら堂々と顔を見せろってんだ」
そして覆面Qのことになると宗司は機嫌が悪くなるんだよな。
何か因縁があるんだろうけど。
「うう……宗司は覆面Qが嫌いなのか。じゃあ蘭子も嫌いになる。覆面Q……嫌いっ!」
「いやいや、お前まで嫌いになる必要はないけどよ。まあ、親父さんを説得出来れば、西軍への進行も今後緩まるかもしれないよな。やってみる価値はあるな」
あの、今が楽しければそれでいいみたいだった宗司が、今後のことまで考えて動こうとしてるなんて。
成長したもんだな。
素直に感心するよ。



