東京ルミナスピラー

灯を支えながら浴室から出ると、まさかのタイミングで部屋のドアが開いた。


「ただいま葵、灯。良い子にしてた……ふぁっ!?」


「げ、げぇっ! なんで今!」


レジ袋を下げて、部屋に入って来た蘭子が俺の姿を見て、衝撃を受けたかのように固まってしまったのだ。


慌てて灯をベッドまで運び、床に脱いだパンツを穿く。


「お前、何やってんだよ入り口で。邪魔だろ、さっさと入れよ」


「そ、そ、宗司……葵が裸で……ぴえん超えてぱおん……」


「はぁ!? ぱおんだ!? ああ、そういうことね」


焦って服を着ている俺を見て、状況を把握したのか、蘭子の頭をポンポンと叩いて宥める宗司。


なんで見られた俺がこんな辱めを受けるんだよ!


「ノ、ノックくらいしろよ! いきなり入って来た蘭子が悪いんだろ!?」


「怖い……怖い。もしかして宗司のぴえんもぱおんなの?」


頭を抱えてガタガタと震える蘭子に、宗司は呆れた様子でため息をついた。


「やめなさい。なんだよぴえんとかぱおんってよ。俺のはブルァァァァァァッ! だぜ」


「ブルァァァァァァッ! 怖い……」


もう全く意味がわからなくなって来た。