東京ルミナスピラー

「んで、そっちの子は? 北軍だけど知らない名前だね」


弥生を舐めるように見て、そう尋ねた吹雪さん。


「え、えっと……高瀬弥生(たかせやよい)です。大和田さんのところの下っ端なんですけど」


「ああ、大和田ね。聞いたことあるけど、あんたくらい可愛かったら、セクハラとか大変じゃない? 大丈夫?」


「い、一応、それなりに強くなれたのでそういう被害はないです……」


なんかデリケートな話だけど、俺達がいて大丈夫か?


俺達の前で、わざわざセクハラ被害を訴えるなんてことはしないと思うけどさ。


「弥生さん、なんでそんなに緊張してるの? 吹雪さんはいい人だから緊張しなくていいのに」


「だ、だから緊張してるんでしょ! 新堂と杉下の裏にはチャクラムを使う女がいる。その女だけは怒らせるな……って、大和田さんが言ってたんだから」


なるほど、それは怯えるのもわかる気がするな。


俺からすれば、パンイチで寝るだらしのない巨乳のおばさんなんだけど。


「滅多に表に出ないのに、そんなに評価されてんの私。そういうめんどくさいのが嫌だから、拓真くんと舞桜ちゃんに動いてもらってんのにさ」


いや、そういうとこだと思うよ。


二人の裏に吹雪さんがいるって噂されるのはさ。