……そうだ、忘れていた。
この街に入った時に、スマホが消えたんだ。
父さんや姉さんとの連絡も取れないし、秋葉原駅にも人がいないと言うならどこを探せばいいのか見当もつかないじゃないか。
「うぐぅっ! このおっさん、痛いところを容赦なく突いてきやがる! 絶対にいじめっ子だっただろ!」
あからさまに嫌そうな顔を浜瀬さんに向ける宗司に、当の浜瀬さんは呆れ顔。
「やれやれ。心外だねぇ。これでも協力しようって言ってるんだ。ただし、ギブアンドテイクってやつだけどね」
「姉さん達の居場所がわかるなら、俺はそれでも構いません。それで、何をすればいいんですか俺達は」
「こっちの少年は話が早くて助かるよ。なに、難しい話じゃない。葵くん、宗司くん、灯ちゃん。キミ達はまだ、この光の中がどんなことになっているかがわかっていないはずだ。だからまずは俺や舞美ちゃんが知っている情報を共有する。その後、俺達のグループの一員として、生き残る為に活動を始めてもらう」
この浜瀬さんの申し出の中には、俺達が不利になるような条件は含まれていないように見える。
むしろ、俺達にとっては好都合に思えるけど……何か裏があるのか?
この街に入った時に、スマホが消えたんだ。
父さんや姉さんとの連絡も取れないし、秋葉原駅にも人がいないと言うならどこを探せばいいのか見当もつかないじゃないか。
「うぐぅっ! このおっさん、痛いところを容赦なく突いてきやがる! 絶対にいじめっ子だっただろ!」
あからさまに嫌そうな顔を浜瀬さんに向ける宗司に、当の浜瀬さんは呆れ顔。
「やれやれ。心外だねぇ。これでも協力しようって言ってるんだ。ただし、ギブアンドテイクってやつだけどね」
「姉さん達の居場所がわかるなら、俺はそれでも構いません。それで、何をすればいいんですか俺達は」
「こっちの少年は話が早くて助かるよ。なに、難しい話じゃない。葵くん、宗司くん、灯ちゃん。キミ達はまだ、この光の中がどんなことになっているかがわかっていないはずだ。だからまずは俺や舞美ちゃんが知っている情報を共有する。その後、俺達のグループの一員として、生き残る為に活動を始めてもらう」
この浜瀬さんの申し出の中には、俺達が不利になるような条件は含まれていないように見える。
むしろ、俺達にとっては好都合に思えるけど……何か裏があるのか?



