そして、隣のビルの屋上に着地する。
「お前ら何グズグズしてるんだよ。日が暮れるかと思ったぜ」
俺達を待って、屋上の縁で腰を下ろしていた宗司があくびをひとつしたあと、立ち上がってそう言った。
「蘭子が高所から着地するスキルを持ってないんだよ。お前、どれだけスキル持ってるんだよ。武器多すぎだし」
「ら、蘭子怖くない、怖くない……」
飛び降りたのが余程怖かったのか、ガタガタと震えながら蘭子は俺の背中から降りて、宗司に駆け寄って抱きついた。
なぜそうなったかわからずに慌てる宗司を見て、親子みたいだなと思ったけど言うのはやめておこう。
そして、低いビルに移動してからは簡単だった。
俺達は次々とビルを飛び移って、隅田川を目指した。
この付近が鬼のテリトリーだと言うのは、地上を見たらわかる。
魔刻に俺達人間が歩いているよりも多くの鬼が、まるで日常生活を送っているかのように道を歩いているのだから。
地上に降りれば、あっという間に何百という数の鬼達に囲まれてしまうだろう。
鳥型の鬼もいるけど、この辺りにはそんなにいないのが救いだ。
バベルの塔の周りにとんでもない数が飛んでいるのが見えるけど。
「お前ら何グズグズしてるんだよ。日が暮れるかと思ったぜ」
俺達を待って、屋上の縁で腰を下ろしていた宗司があくびをひとつしたあと、立ち上がってそう言った。
「蘭子が高所から着地するスキルを持ってないんだよ。お前、どれだけスキル持ってるんだよ。武器多すぎだし」
「ら、蘭子怖くない、怖くない……」
飛び降りたのが余程怖かったのか、ガタガタと震えながら蘭子は俺の背中から降りて、宗司に駆け寄って抱きついた。
なぜそうなったかわからずに慌てる宗司を見て、親子みたいだなと思ったけど言うのはやめておこう。
そして、低いビルに移動してからは簡単だった。
俺達は次々とビルを飛び移って、隅田川を目指した。
この付近が鬼のテリトリーだと言うのは、地上を見たらわかる。
魔刻に俺達人間が歩いているよりも多くの鬼が、まるで日常生活を送っているかのように道を歩いているのだから。
地上に降りれば、あっという間に何百という数の鬼達に囲まれてしまうだろう。
鳥型の鬼もいるけど、この辺りにはそんなにいないのが救いだ。
バベルの塔の周りにとんでもない数が飛んでいるのが見えるけど。



