「冗談はよせ! 相手は昴だぞ! 葵が勝てる相手じゃない!」
父さんが吠えるが、そんなことは知ったこっちゃないと言わんばかりにタケさんは俺の背後に立つ。
「例え仲間でも、信念が違えば敵対もする。力でねじ伏せても意味はねえ。テメェの信念で、相手の信念を折ってみせろ。これはそういう戦いだ。他の誰でもなく、お前の戦いだ。さあ、お前は誰だ。名乗り出ろ!」
ドンッと背中を叩かれて、俺は一歩踏み出した。
ブレザーを脱ぎ捨て、右手には日本刀、左手にはトンファーを握り締めて。
「俺は……俺は北条葵! 姉さんをこの街から出す為に、結城昴! お前を倒す!」
これで良かったのかわからない。
だけど、不思議と心は晴れている。
「篠田さんか拓真辺りが俺の相手かと思ったら……葵とはね。月影、ご指名通り、俺は葵とやるけど良いよね?」
「どうぞご自由に。ですが油断はしないでください。千桜さんがいない今、私達が負けたら後はないのですから」
「油断? 葵は強いと知ってるから、それはありえないね。月影こそ、名鳥さんを舐めてると死ぬよ」
「それこそありえませんね。私を誰だと思っているんですか」
そう言って構えたエストック。
その佇まいから、とてつもなく強い相手だというのがわかる。
父さんが吠えるが、そんなことは知ったこっちゃないと言わんばかりにタケさんは俺の背後に立つ。
「例え仲間でも、信念が違えば敵対もする。力でねじ伏せても意味はねえ。テメェの信念で、相手の信念を折ってみせろ。これはそういう戦いだ。他の誰でもなく、お前の戦いだ。さあ、お前は誰だ。名乗り出ろ!」
ドンッと背中を叩かれて、俺は一歩踏み出した。
ブレザーを脱ぎ捨て、右手には日本刀、左手にはトンファーを握り締めて。
「俺は……俺は北条葵! 姉さんをこの街から出す為に、結城昴! お前を倒す!」
これで良かったのかわからない。
だけど、不思議と心は晴れている。
「篠田さんか拓真辺りが俺の相手かと思ったら……葵とはね。月影、ご指名通り、俺は葵とやるけど良いよね?」
「どうぞご自由に。ですが油断はしないでください。千桜さんがいない今、私達が負けたら後はないのですから」
「油断? 葵は強いと知ってるから、それはありえないね。月影こそ、名鳥さんを舐めてると死ぬよ」
「それこそありえませんね。私を誰だと思っているんですか」
そう言って構えたエストック。
その佇まいから、とてつもなく強い相手だというのがわかる。



