「プリティなベイビー。キミのことを想って、キミに逢うことだけを考えて、俺は戦っているんだぜ。その目に見詰められるだけで、俺は幸せになれるんだ」
「泰成さん……私、あなたになら全てを捧げられます。私とずっと一緒にいてください。離れたくない」
姉さんがいる善吉医院に入ると、待合室でイチャイチャしている二人の姿があった。
受け付けでは、イライラした様子でタバコを吸っている吹雪さんの姿が。
「あ! やっと帰ってきた! ちょっとどうにかしてくんない!? 私がいるってのにチュッチュしてさ! ここはラブホじゃないんですけどね!」
……誰かと思ったら、助けた夢子さんと杉村じゃないか。
まさか、他の皆は戦っているのに杉村だけここでイチャイチャしていたんじゃないだろうな。
「あぁん? って、ピヨ! ピヨじゃねぇかよ! いやあ、心配したぜ! お前が南軍に行ったってのに、浜瀬さんは見捨てて帰って来たって言うじゃねぇかよ! いやあ……本当に良かった」
な、なんか性格が変わってないか!?
杉村と言えば、俺をバカにしてばかりだったような気がするのに、こんなに心配してるなんて。



