「おい……おいおいおいおいおい! 津堂! ソウルストーンがなくなるまで拷問したんじゃねぇのかよ! 二人ともホームポイントに戻っちまったじゃねぇかよ!」
「……死んだ方がマシだと思える苦痛を与えた。回復があれば、それから逃れたくて回復を使うほどの苦痛だ。それほどの苦痛なのに、まさかソウルストーンを残していたとはな。面白い」
池田と違って、防毒マスクの男、津堂は別段驚いている様子もなく、ぶら下がる十字架を見て笑っていた。
「お、お前ら……これじゃあまるで、俺が間抜けみたいじゃねぇかよ! 許さねぇぞ! 奴隷もテメェらも、全員ぶち殺してやる!」
そう言って、一番近くにいた夕蘭の背中を蹴ろうと、池田が足を上げた時だった。
「女の子を足蹴にするつもりかお前は!」
俺や拓真が止めに走っても間に合わない。
そう思った直後、池田に飛び蹴りを放ったのは……結城さんだった。
俺達が、罠を張っていると予想した、道路を挟んだビルから跳んで、間一髪のところで池田に蹴りを入れたのだ。
バキッという音、吹っ飛ぶ池田。
夕蘭達が落ちないように、蹴る方向を調整したのだろう。
池田はアナウンスをしていた女性の方に吹っ飛んで、結城さんは屋上の縁に着地した。
「……死んだ方がマシだと思える苦痛を与えた。回復があれば、それから逃れたくて回復を使うほどの苦痛だ。それほどの苦痛なのに、まさかソウルストーンを残していたとはな。面白い」
池田と違って、防毒マスクの男、津堂は別段驚いている様子もなく、ぶら下がる十字架を見て笑っていた。
「お、お前ら……これじゃあまるで、俺が間抜けみたいじゃねぇかよ! 許さねぇぞ! 奴隷もテメェらも、全員ぶち殺してやる!」
そう言って、一番近くにいた夕蘭の背中を蹴ろうと、池田が足を上げた時だった。
「女の子を足蹴にするつもりかお前は!」
俺や拓真が止めに走っても間に合わない。
そう思った直後、池田に飛び蹴りを放ったのは……結城さんだった。
俺達が、罠を張っていると予想した、道路を挟んだビルから跳んで、間一髪のところで池田に蹴りを入れたのだ。
バキッという音、吹っ飛ぶ池田。
夕蘭達が落ちないように、蹴る方向を調整したのだろう。
池田はアナウンスをしていた女性の方に吹っ飛んで、結城さんは屋上の縁に着地した。



