東京ルミナスピラー

さらに、鎖で繋がれた男女が9人。


これも何も着ることを許されずに、裸で大観衆の前に晒される。


その中には灯と夕蘭の姿もあって、俺の心臓がドクンと激しい音を立てた。


「マジか……こんなの見せられたら、名鳥さんも篠田さんもブチ切れるんじゃねぇか? 俺だってちょっと怒りが……」


「父さんやタケさんじゃなくても怒りますよ! くそっ! まだ動いちゃダメなのか! あそこに皆いるってのに!」


大和さんは、池田を倒すのは結城さんだと言っていたけど、その準備が完了したのかどうかもわからない状況で、どうすればいいって言うんだよ。


『公開処刑の前に、池田派の皆様に奴隷の提供を行いたいと思います。まずはこちらのイケメン。高身長で爽やかな22歳の男性です。いたぶるもよし、夜のお供にするもよし。いかがでしょうか?』


「はい! はいはいはい! そのイケメン私にちょうだい! 何年もご無沙汰なのよ!」


「私よ私! 今日こそ頂くわ! ほら、私を見て!」


「俺だ俺だ俺だ俺だ俺だ! 人を殺す練習をしたいんだよ! 俺だ俺!」


一体……こいつらはなんなんだ。


死肉に群がるハイエナと言うべきか、それとも我先にと蜘蛛の糸にしがみつく亡者か。