東京ルミナスピラー

それからしばらくして、何とか舞桜を落ち着かせた結城さんは、肩で息をしながら椅子に腰掛けて俺達を見回した。


「と、とにかく……拓真と舞桜が協力してくれるならありがたい。いきなり北軍の人間が現れたら、混乱するだろうからな」


顔中にキスマークを付けて、息も絶え絶えに話す結城さん。


「お前、よくこの状況でその話が出来るな……大したもんだよ」


拓真がそういうのもわかる。


俺だってドン引きしてるもん。


「ま、まあ、これで戦えるのは四人になったわけか。ギリギリっちゅうとこやな。あんたらの力、信じてもええんやな?」


改めてソファに座り直して、拓真と舞桜を目を向けた大和さん。


「まあ任せとけよ。それに、暴れていいならソウルも経験値も稼げるってもんだ。聖戦じゃなきゃ金が入らないのは勿体ない気もするけどな」


そう言えば、この街で使える通貨は聖戦で人を殺せば増えるんだったな。


「そんじゃ……いっちょ作戦を立てるかのう。短い時間や。お前らしっかり準備しときや」


PBSを開き、いつもとは違う鋭い目付きになった大和さん。


早く助けなければという焦りはあったけど、ここにいる人達を見たら不安はなかった。