東京ルミナスピラー

「まず、池田派のリーダー、池田王我(いけだおうが)。メリケンサックを武器とするインファイターですね。篠田さんと比べたら弱いって言っても……相手が篠田さんじゃ参考にならないかな」


父さんもそうだけど、あの強さの人達と比べても、勝てる気がしない。


それよりはマシ……くらいにしか思えない。


「後は津堂燕飛に神谷銀二(かみやぎんじ)それといつも池田と一緒にいる真月純澄(まつききすみ)……気を付けなければならないのはこの四人くらいですかね」


「ワシは頭数に入らんとして……二人で千桜さんと女の子二人を救出せなあかん。失敗は許されんのに……あかん、二人は少なすぎるで。せめて少年くらい強いやつがあと三人おれば……」


蛎殻町公園の地形を凝視しながら、ブツブツと呟いていた大和さんが、頭を掻きむしって、お手上げとばかりにソファに横になった。


今からじゃ、西軍に戻って助けを求めるにしても、いつ聖戦が終わるかわからないから、それも出来ない。


結局、結城さんが言ったように、西軍の人間が大勢押し寄せたら押し寄せたで、結城さん達の陰謀と捉えられかねない。


「……万事休すか。仕方ない。最悪、女の子二人だけでも助けなきゃな。千桜さんも、こうなることくらい覚悟はしてたはずだ」