何が異様って……姿形や立ち振る舞いは人間に近いのに、明らかに能力は人間じゃないのがわかるからだ。
「あれまあ。皆いなくなっちまったねぇ。それにしてもやるじゃないか。私が集めたあれだけの鬼達を、綺麗さっぱり殺してくれるなんてさ」
「お前さんみたいなのがいるのは、ちょっとばかし計算外だったがな。でもこれでわかったわ。知能のない鬼共が、なんで統率された動きをしとったか。お前やな、鬼達を指揮しとったんは」
クスクスと笑いながら、下駄を地面に擦らせて鬼がこちらに向かって歩いてくる。
「だったら何さ? んー……。こいつと後ろの女二人。若者を食えば、私の美貌も磨きがかかるってもんさ。ジジイ二人は見逃してあげるから消えとくれ」
シッシッと手をヒラヒラさせて、浜瀬さんと中年男性にこの場から立ち去るように促すけれど、当然立ち去るわけがない。
それにしてもこの鬼、今まで出会ったどの鬼とも違う。
異質な感じがする。
「冗談だろ。お前を殺せば終わる話だ!」
言うより早く、浜瀬さんが鬼に詰め寄って、強烈なボディブローを鬼の腹部に叩き込んだ。
ただの鬼なら、内臓が破裂して腹が吹き飛んでいるほどの威力がある浜瀬さんのパンチ!
「あれまあ。皆いなくなっちまったねぇ。それにしてもやるじゃないか。私が集めたあれだけの鬼達を、綺麗さっぱり殺してくれるなんてさ」
「お前さんみたいなのがいるのは、ちょっとばかし計算外だったがな。でもこれでわかったわ。知能のない鬼共が、なんで統率された動きをしとったか。お前やな、鬼達を指揮しとったんは」
クスクスと笑いながら、下駄を地面に擦らせて鬼がこちらに向かって歩いてくる。
「だったら何さ? んー……。こいつと後ろの女二人。若者を食えば、私の美貌も磨きがかかるってもんさ。ジジイ二人は見逃してあげるから消えとくれ」
シッシッと手をヒラヒラさせて、浜瀬さんと中年男性にこの場から立ち去るように促すけれど、当然立ち去るわけがない。
それにしてもこの鬼、今まで出会ったどの鬼とも違う。
異質な感じがする。
「冗談だろ。お前を殺せば終わる話だ!」
言うより早く、浜瀬さんが鬼に詰め寄って、強烈なボディブローを鬼の腹部に叩き込んだ。
ただの鬼なら、内臓が破裂して腹が吹き飛んでいるほどの威力がある浜瀬さんのパンチ!



