こんな大勢の人間が隠れていたのかよ!
「ええぞ、一斉掃射じゃ!」
中年男性がそう言って手を鬼達に向けると、無数の矢が鬼達を貫いた。
こちらに向かって迫って来るものの、次々と光の粒に変わって行く姿は、ある種の爽快感さえ覚える。
「だーっはっは! 囮をどうしようか悩んどったんや! お前さんらが戦いを始めてくれて丁度良かったわ!」
バンバンと俺の背中を叩きながら笑って見せる中年男性。
俺はその光景を唖然としながら見ていたけど、一体どうやったのかがわからなくて、浜瀬さんと顔を見合わせた。
「い、いや、ちょっと待ってくれ。ここらにはこんな大所帯のグループはないはずだよな? 地図じゃ鬼の縄張りになってるし、どうやってこれだけのグループを表示させないようにしたんだよ」
「目に見えるものに頼りっぱなしやとあかんいうことや。こんな大勢のグループがあれば、鬼にも南軍にも気付かれてしまう。ならどうするか……答えは簡単やろ?」
バチコンバチコンと、中年男性のウインクをもらうけど、俺にはそんな方法があるなんて想像が出来ない。
そもそも、今日の朝にグループに入ったばかりで、何もわかっていないのだから。
「ええぞ、一斉掃射じゃ!」
中年男性がそう言って手を鬼達に向けると、無数の矢が鬼達を貫いた。
こちらに向かって迫って来るものの、次々と光の粒に変わって行く姿は、ある種の爽快感さえ覚える。
「だーっはっは! 囮をどうしようか悩んどったんや! お前さんらが戦いを始めてくれて丁度良かったわ!」
バンバンと俺の背中を叩きながら笑って見せる中年男性。
俺はその光景を唖然としながら見ていたけど、一体どうやったのかがわからなくて、浜瀬さんと顔を見合わせた。
「い、いや、ちょっと待ってくれ。ここらにはこんな大所帯のグループはないはずだよな? 地図じゃ鬼の縄張りになってるし、どうやってこれだけのグループを表示させないようにしたんだよ」
「目に見えるものに頼りっぱなしやとあかんいうことや。こんな大勢のグループがあれば、鬼にも南軍にも気付かれてしまう。ならどうするか……答えは簡単やろ?」
バチコンバチコンと、中年男性のウインクをもらうけど、俺にはそんな方法があるなんて想像が出来ない。
そもそも、今日の朝にグループに入ったばかりで、何もわかっていないのだから。



