東京ルミナスピラー

速さとジャンプ力が増した俺の攻撃により、鬼達が次々と斬り捨てられて行く!


一度の跳躍で何匹の鬼が光の粒へと変化しただろうか。


仲間が倒されるのを見ても、全く臆することなく迫ってくるのは、やはり鬼といったところか。


恐ろしいとか、死ぬかもしれないといった感情は全く感じていないのだろう。


「アヒャヒャヒャイヒャイヒャハッ!」


俺が着地し、体勢を整える間もなく、さらに鬼達が迫る。


さすがにこれは……まずい!









「おっとどっこい! 俺もいいとこ見せなきゃな!」









襲われると思った瞬間、一匹の鬼が吹っ飛ばされて、後続の鬼達をなぎ倒しながら光の粒に変化した。


オープンフィンガーグローブを装着した浜瀬さんの拳が、鬼に向かって炸裂したのだ。


それだけじゃない。


灯の風火輪も鬼達を切り裂き、この鬼の大軍勢をなんとか凌げる戦いぶりを見せていた。


「た、助かりました浜瀬さん!」


「そう言うにはまだ早いかもしれないねぇ。どうやらこれは……罠みたいだね。鬼がこんなに統率された動きをするはずがない」


そう言われて真っ先に思い付いたのは、浜瀬さんと宗司をあっさり殺した「ポーン」とかいう変異種のことだった。