東京ルミナスピラー

しばらくして、大和さんと杉村が慌てた様子で屋上にやって来た。


「お、おお、お前らここにおったんか。というかなんじゃこりゃ……一体何が起こっとるんや」


「多分、ポーン達じゃないかって話してたんです。バベルの塔の周りに多く落ちてるみたいですし、これもPBTを破壊した影響なのかなって」


大和さんが驚くのも無理はない。


遠くのここからでも、光の玉が降り注いでいるようで恐ろしいと思えるのだから。


「一応マスターに偵察を頼んだが、合図がないっちゅうことは、そこまで気にする必要もないってことか。まだわからんけど」


「それよりもお前ら……こんなところで密会とはよ。人目につかない場所に行けば、思う存分楽しめるってのにバカだねぇ」


大和さんと杉村で、気にしているものが全く違っているんだけど、杉村は一体何を気にしてるんだよこんな時に。


「うわ……この状況でそんなこと言うとか、杉村さん本当に信じられない。そんなだから夢子ちゃんに逃げられるんだよ」


「うぐっ! ゆ、夕蘭ちゃん……俺の心の傷をよくもまあ、そんなに軽々とほじってくれるもんだぜ……」


胸に手を当てて、悔しそうに崩れ落ちた杉村。


まあ、催眠状態とは言え、他の男とセックスしている姿を見せつけられるのは同情するけどね。