「……こんな時、青臭くて真っ直ぐな少年がいたらね。老人の悩みなんて、その若さで吹っ飛ばしてくれるのにね」
二人の会話に割って入ったのは……吹雪。
ベッドの上で、両手を頭の下に敷いて、脚を交差させて微笑んでいた。
「吹雪さん……起きてたんですか」
「あのねえ、人が寝てるのに耳元でギャーギャー騒がれて、寝られるわけがないでしょ!」
「そ、そうですけど……あの……パンイチなの忘れてませんか?」
ただでさえ大きな胸を、隠す素振りも見えないから横に垂れて震えている。
見てるこっちが恥ずかしくなるよ。
「ん? いつものことだからね。なになに? 少年達はおばさんのおっぱいが気になってるの? 純情だねぇ。そういうウブな少年は大好きだよ」
身体を起こし、手で胸を寄せて俺と宗司を挑発するように揺らすけれど、そういう雰囲気じゃないのを理解してほしいな。
「そんなシワシワの乳を見せられても迷惑だろうが! さっさとしまえ! 揉みしだくぞこの野郎!」
「ちょ! ちょっと! 言ってくれるじゃないの篠田! まだまだハリがあるってところを教えてやろうじゃないの!」
一体何の話をしてるんだよこの二人は。
今はそんなことを言ってる場合じゃないだろうに。



