「……そうか、招待状か。高山真治め、最後まで煩わせてくれる。肉体を失ってなお、我々の邪魔をするか」
津堂が呟いた言葉に、俺は眉をひそめた。
今、なんて言った?
高山真治が肉体を失っている?
「待て、どういうことだ? 俺の前に何度も高山真治は現れている。肉体を失っただって? 冗談を言うな」
「冗談ではない。我らから逃げ続けていた高山真治は、腕を失い、足を失い、目や鼻、耳に舌を失ってなお、絶望することはなかった。だから言ってやったのさ。『お前の愛する妻と子は、黒井が殺した』とな。脳だけになった高山真治の表情を見られなかったのは残念だったが、その深い絶望がPBTとリンクし、この街を作り上げたんだ」
その衝撃的な言葉に、俺も宗司も言葉を失った。
高山真治の身に何が起こったのか。
この話が本当だとすれば、俺や母さんを見捨てたというわけじゃないのか?
こいつらに捕まってて、もう何も出来ない状態になっていたのか。
「何それ……吐き気がする。あんた達、本当に人間なの? 何が目的か知らないけど、人一人にそんなことをしてまで!」
「小娘、言っただろう? 俺は悪だ。実社会ではお天道様に顔向けなんて出来ないような悪魔なんだよ。そんな俺が、この街なら何をしても許される。力のない正義感を振りかざすだけのクズに裁かれることもない」
津堂が呟いた言葉に、俺は眉をひそめた。
今、なんて言った?
高山真治が肉体を失っている?
「待て、どういうことだ? 俺の前に何度も高山真治は現れている。肉体を失っただって? 冗談を言うな」
「冗談ではない。我らから逃げ続けていた高山真治は、腕を失い、足を失い、目や鼻、耳に舌を失ってなお、絶望することはなかった。だから言ってやったのさ。『お前の愛する妻と子は、黒井が殺した』とな。脳だけになった高山真治の表情を見られなかったのは残念だったが、その深い絶望がPBTとリンクし、この街を作り上げたんだ」
その衝撃的な言葉に、俺も宗司も言葉を失った。
高山真治の身に何が起こったのか。
この話が本当だとすれば、俺や母さんを見捨てたというわけじゃないのか?
こいつらに捕まってて、もう何も出来ない状態になっていたのか。
「何それ……吐き気がする。あんた達、本当に人間なの? 何が目的か知らないけど、人一人にそんなことをしてまで!」
「小娘、言っただろう? 俺は悪だ。実社会ではお天道様に顔向けなんて出来ないような悪魔なんだよ。そんな俺が、この街なら何をしても許される。力のない正義感を振りかざすだけのクズに裁かれることもない」



