東京ルミナスピラー

食事を終え、大和さん達はどうなったのかを確認するために秋葉原駅へと向かった。


電車を走らせるって言ってたんだ、発着は当然駅で行われるだろうと思って。


総武線のホームにやって来ると、丁度電車が浮いて線路の上に乗せられるところで、その普段見ない光景に皆ため息混じりの声を上げた。


「よーし、ええぞ美空ちゃん! やっぱり可愛い子は違うな! 何をやらせても上手いし飲み込みが早い! ワシに嫁がおらんかったら、間違いなく求婚しとるで!」


「おじさんに求婚されても嬉しくないー。でも、褒められるのは嬉しいな。もっと褒めてよ。そしたら僕、もっと頑張れる気がするよ」


「美空ちゃん可愛い! 大好き! 愛してるで! 美空ちゃんがおるからこの作戦が出来るんや! 美空ちゃんが一番……うおおおおっ! なんや自分ら! いつの間におったんや!」


少し前から横に立っているのに気付かなかったのか、大和さんが慌てた様子で俺達を見た。


「えっと、『可愛い子は違うな』くらいからですかね? 大和さん、美空ちゃんの扱い上手いですね」


「な、なんやえらいとこ見られたような気がするけどまあええわ。見ての通りや。浅草橋駅の近くにあった車輌を持って来て、今は線路の上に戻す作業中や」