東京ルミナスピラー

吹雪さんの剣幕にタジタジのダメ親父ーズ。


どんなに強くても吹雪さんには敵わないってことだな。


「しかしよ、戦線を東軍の中にまで持って行くってことは、それなりの戦力が必要ってことだ。予期せぬ戦闘や、化け物との遭遇もあるだろうからな。となると、昨日みたいに戦力を貸すことは出来なくなるぜ?」


「伊良さん、それはわかっとる。戦力を一点に集めた昨日の戦いのようにはいかんと思う。せやけど、東軍の戦力も分散しとるはずや。この包囲網は十分に作れるとワシは信じとる」


伊良の言うことを大和さんは否定することなく、その上で成功すると信じているようだ。


軍師……と言っても市街戦がメインで、敵も味方もどう動くかわからない中で、大和さんはよくやっていると思うよ。


勘が鋭い人なんだろうな。


いち早く危険を察知したり、攻め時や引き際を見誤らなかったりするのは。


この街では戦術、戦略よりもむしろ勘の方が大事だったりする。


大和さんはそれを持っているのだろう。


「北軍と南軍の動きはわかりましたが、西軍はどうするつもりですか? 両国を横切るということは、その周辺にいるポーンやナイトとの戦闘は避けられませんよね? あやせくんくらいならともかく、そこで脱落する人達もいるのではないですか?」