しばらくして三階の部屋に戻ると、そこには部屋に入り切らないくらいの人達が。
北軍の善吉医院の面々に、西軍は浜瀬さんのグループ、そして南軍の月影派と伊良派の主要人物が勢揃いといった感じだ。
「……どうや。頭は冷えたか? 人ならざる道を歩むか、人としての道を歩むか。その顔を見れば、後者のようやけど……」
部屋に入った俺達に、大和さんが微笑みながら尋ねたけれど、俺と宗司は首を横に振った。
「俺達は変わりません。宗司は蘭子が死んだ時、悲しみに打ちひしがれていましたし、人の心を無くしたなんて俺は思っていませんから」
「ああ、葵だってそうだ。いつも泣きそうな顔で戦ってるこいつが、黒井と同じ狂戦士とか笑わせるぜ。もしも本当にそうなったら、俺が止めてやる。俺が道を踏み外しても、葵がきっと止めてくれるって信じてる」
そう俺達が答えると、大和さんは驚いたように目を見開いて、目をフラフラと泳がせて結城さんを見た。
そんな答えが返ってくるとは思わなかったのだろう。
助けを求められた結城さんはプッと吹き出して、大和さんに笑って見せた。
「やられましたね大和さん。どうやら大和さんが思っていた以上の答えを用意してきたみたいですよ」
北軍の善吉医院の面々に、西軍は浜瀬さんのグループ、そして南軍の月影派と伊良派の主要人物が勢揃いといった感じだ。
「……どうや。頭は冷えたか? 人ならざる道を歩むか、人としての道を歩むか。その顔を見れば、後者のようやけど……」
部屋に入った俺達に、大和さんが微笑みながら尋ねたけれど、俺と宗司は首を横に振った。
「俺達は変わりません。宗司は蘭子が死んだ時、悲しみに打ちひしがれていましたし、人の心を無くしたなんて俺は思っていませんから」
「ああ、葵だってそうだ。いつも泣きそうな顔で戦ってるこいつが、黒井と同じ狂戦士とか笑わせるぜ。もしも本当にそうなったら、俺が止めてやる。俺が道を踏み外しても、葵がきっと止めてくれるって信じてる」
そう俺達が答えると、大和さんは驚いたように目を見開いて、目をフラフラと泳がせて結城さんを見た。
そんな答えが返ってくるとは思わなかったのだろう。
助けを求められた結城さんはプッと吹き出して、大和さんに笑って見せた。
「やられましたね大和さん。どうやら大和さんが思っていた以上の答えを用意してきたみたいですよ」



