東京ルミナスピラー

俺、そんな顔で戦ってたのか。


言われなきゃ気付かないよそんなの。


「だから、お前が人の心を無くした狂戦士なんてのは、大和さんの思い込みだって。葵は託された想いを背負ってるんだ。それに押し潰されそうになっても、大きな目的の為に泣きそうになりながら戦ってるんだよな。一緒に戦って、それが俺にもわかった気がするんだ」


なんか、幼馴染みの宗司にここまで言われると、ちょっとむず痒いというか照れ臭い気もする。


「まさか宗司にそう言ってもらえるとは思わなかったよ。なんか、俺のことなんてどうでも良くて、灯しか見てないと思ってたからさ」


「うおおおおおおいっ! 感動的な俺の言葉を返せこの野郎! あんまり酷いこと言うと、俺泣いちゃうよ?」


こんなやり取りも、久しくやっていなかったような気がするよ。


それほどに、強くなることに躍起になっていて、余裕が持てていなかったのかなと思った。


でも、色々寄り道はしたけれど、結局は俺も宗司も心根は変わっていないんだ。


「まだ時間はあるな。あれからお互いに何があったか話そうぜ。大体の話は耳に入って来てるけどよ、詳しく知らねぇからな」


その提案に乗って、今までの時間を埋めるように俺達は話した。


何があったのか、そしてこれから何をすべきなのかを。