大和さんは俺達を狂戦士だと言った。
黒井と変わらないってさ。
だけど俺は知ってるんだ。
宗司は、確かに沙也香がタケさんに殺された時には攻撃の手を緩めなかったかもしれないけど……蘭子が死んだ時、呆然とその死を信じられない様子で項垂れていたんだ。
悲しむ間もなく黒井に刃を向けた俺こそが、本当に人の心を無くした狂戦士なのかもしれないな。
「悩めるなら悩んで、頭ぐちゃぐちゃでも考えればいいんじゃないか? 俺は考えることを放棄してるのかもしれない。誰が死んだって、バベルの塔に行けば全てが元通りになるって信じてるから、人の死に鈍感になって平気で武器を振れるんだよ」
「はぁ? 葵が人の死に鈍感だって? 俺はとてもそうは思えねぇんだけどな。お前、戦ってる時の自分の表情を知らないだろ?」
そりゃあ……当然鏡を見ながら戦っているわけでもないし、相手の表情はよくわかるけど自分の表情を気にしたことはなかったな。
「宗司は楽しそうに戦うよな。戦ってる時は笑ってるしさ」
「そう言うお前は、いつも悲しそうに戦ってるよ。今にも泣き出しそうな顔で、祈るように武器を振ってる。知らなかっただろ」
黒井と変わらないってさ。
だけど俺は知ってるんだ。
宗司は、確かに沙也香がタケさんに殺された時には攻撃の手を緩めなかったかもしれないけど……蘭子が死んだ時、呆然とその死を信じられない様子で項垂れていたんだ。
悲しむ間もなく黒井に刃を向けた俺こそが、本当に人の心を無くした狂戦士なのかもしれないな。
「悩めるなら悩んで、頭ぐちゃぐちゃでも考えればいいんじゃないか? 俺は考えることを放棄してるのかもしれない。誰が死んだって、バベルの塔に行けば全てが元通りになるって信じてるから、人の死に鈍感になって平気で武器を振れるんだよ」
「はぁ? 葵が人の死に鈍感だって? 俺はとてもそうは思えねぇんだけどな。お前、戦ってる時の自分の表情を知らないだろ?」
そりゃあ……当然鏡を見ながら戦っているわけでもないし、相手の表情はよくわかるけど自分の表情を気にしたことはなかったな。
「宗司は楽しそうに戦うよな。戦ってる時は笑ってるしさ」
「そう言うお前は、いつも悲しそうに戦ってるよ。今にも泣き出しそうな顔で、祈るように武器を振ってる。知らなかっただろ」



