東京ルミナスピラー

結城さんが不安そうな顔でそう呟いたけど、誰も大和さんの質問の意味がわからないから何とも言えないみたいだ。


結城さんじゃなく、今度は愛する人か。


俺の愛する人……胸の灯のリングに手を添えて、そうなった時のことを考えてみた。


化け物に変わった灯を殺さなければならなかったあの時とは違う。


誰かわからない人が、灯を殺したなら……。


「もしもそうなら、俺はそいつを許さない。その敵を殺します」


「……俺も葵と同じだな。絶対に許せねぇ」


俺と宗司がそう答えると、また落胆したように首を横に振る。


「戦士としてはいい答えかも知らんけど、それはワシが知っとる二人の答えやない。篠田さんと戦っとるお前らを見て、ワシは不安になったわ。特に葵くん。お前や。篠田さんが武器を構えて、何の躊躇いもなく武器を出したな? 何で理由を聞かんかった?」


そう言えば、あの時大和さんはわけのわからないことを叫んでたな。


そういう意味だったのかと、今になってやっと理解したよ。


「あれは……過去に二回、タケさんとは戦ってますし、ああなったら戦うしかないと思って」


「じゃあ、今回の戦いになんの意味があったんや? 篠田さんと宗司くんの戦いを止めに来て、なんでお前が篠田さんと戦ったんや?」