「何があったかは聞いている。で、ここには何をしに来たんだ宗司くん。返答次第では、俺はここでキミを止めなければならない」
左手に槍、そして右手にソードオフショットガンを構えて、宗司の前に出た父さん。
「……この声で目が覚めた。泣いてるみたいな声でよ、ずっと助けを求めてるように聞こえるんだよ。俺は酷い捨て方をしたから、今更蘭子に許してもらおうとか思わねぇ。けど、あいつの泣き顔が頭から離れない。だから来たんだ」
宗司の言い分を聞いて、どう判断すればいいかわからない様子の父さん。
でも俺は、そんな宗司の前に歩み寄って。
深く考えずに、その顔面に拳を打ち込んだ。
武器を持っているわけではない、ただ普通の俺のパンチだ。
僅かに仰け反り、驚いた表情を浮かべて俺を見る宗司に、ため息を付いて俺は口を開いた。
「調子の良いこと言うな! 蘭子はずっと一人で、浅草橋駅でお前に言われた通り、東軍の侵攻を防いでたんだ! いつか帰って来てくれる。いつか恋人として傍にいられるって思いながら! なのにお前はそんな蘭子を捨てて! 灯に似た人を見付けたから誰にも渡さないだって? それは侮辱だ! 灯に、蘭子に、沙也香に対する侮辱だ!」
左手に槍、そして右手にソードオフショットガンを構えて、宗司の前に出た父さん。
「……この声で目が覚めた。泣いてるみたいな声でよ、ずっと助けを求めてるように聞こえるんだよ。俺は酷い捨て方をしたから、今更蘭子に許してもらおうとか思わねぇ。けど、あいつの泣き顔が頭から離れない。だから来たんだ」
宗司の言い分を聞いて、どう判断すればいいかわからない様子の父さん。
でも俺は、そんな宗司の前に歩み寄って。
深く考えずに、その顔面に拳を打ち込んだ。
武器を持っているわけではない、ただ普通の俺のパンチだ。
僅かに仰け反り、驚いた表情を浮かべて俺を見る宗司に、ため息を付いて俺は口を開いた。
「調子の良いこと言うな! 蘭子はずっと一人で、浅草橋駅でお前に言われた通り、東軍の侵攻を防いでたんだ! いつか帰って来てくれる。いつか恋人として傍にいられるって思いながら! なのにお前はそんな蘭子を捨てて! 灯に似た人を見付けたから誰にも渡さないだって? それは侮辱だ! 灯に、蘭子に、沙也香に対する侮辱だ!」



