線路に戻ると、早速化け物の矢の洗礼が俺を待ち構えていた。
矢なんてレベルじゃない。
尖った大木が空から降っているようなもので、当たれば即死は間違いない!
それを回避し、同じタイミングで線路に戻った拓真と合流して化け物を見上げた。
「見て! 舞桜ちゃんがいる! ルークの身体の方!」
夕蘭が指差した先、立て膝の化け物の頭部にあるルークの身体に張り付き、舞桜が果敢に攻めている姿がそこにあった。
「ひゅう。やるもんだねぇ。下の柔らかい身体はダメージが通らないから、上の方に行ったか」
「その判断は間違ってないです! こいつの頭にある、舞美さんの身体。そこから全身に生命エネルギーが送られているみたいですから!」
なんて、初めて戦った俺がどうしてこんなことを知っているんだと普通は思うよな。
言ってから気付いたけど、説明が面倒くさそうだ。
「……つまり、あっちが本体ってことかよ。おい舞桜! 頭だ! 頭の女をぶった斬っちまえ!」
そう思ったのに、拓真は俺の言葉を疑いもせずに聞いてくれたようで、逆に俺が首を傾げることになってしまった。
「え!? な、なんでそんなにあっさりと信じるんですか? 俺、わけのわからないこと言いましたよね!?」
矢なんてレベルじゃない。
尖った大木が空から降っているようなもので、当たれば即死は間違いない!
それを回避し、同じタイミングで線路に戻った拓真と合流して化け物を見上げた。
「見て! 舞桜ちゃんがいる! ルークの身体の方!」
夕蘭が指差した先、立て膝の化け物の頭部にあるルークの身体に張り付き、舞桜が果敢に攻めている姿がそこにあった。
「ひゅう。やるもんだねぇ。下の柔らかい身体はダメージが通らないから、上の方に行ったか」
「その判断は間違ってないです! こいつの頭にある、舞美さんの身体。そこから全身に生命エネルギーが送られているみたいですから!」
なんて、初めて戦った俺がどうしてこんなことを知っているんだと普通は思うよな。
言ってから気付いたけど、説明が面倒くさそうだ。
「……つまり、あっちが本体ってことかよ。おい舞桜! 頭だ! 頭の女をぶった斬っちまえ!」
そう思ったのに、拓真は俺の言葉を疑いもせずに聞いてくれたようで、逆に俺が首を傾げることになってしまった。
「え!? な、なんでそんなにあっさりと信じるんですか? 俺、わけのわからないこと言いましたよね!?」



