東京ルミナスピラー

「おっと危ない! そんなのろまな攻撃が当たってたまるかよっ!」


「拓真! 危ないっ!」


素早く振り下ろされた手から逃げた……つもりの拓真だったが、舞美さんの巨大な身体の下に移動したものだから、それに気付いた舞美さんが寝転がるように地面に身体を押し付けて来たのだ。


拓真を助ける為に飛び込んだ舞桜もろとも押し潰されて。


秋葉原側に飛んだ俺と夕蘭は思わず息を飲んだ。


だが、舞美さんの身体の下から何かが壊れるような音が聞こえて、すぐさま両サイドから拓真と舞桜が現れて舞美さんの腕を斬り付けたのだ。


「地面を破壊したのか! 下の道路が逃げ道になったんだ!」


この線路は高い位置にあるから、下の道路に逃げることが出来た。


押し潰されそうになっている状況で、咄嗟にそんなことを思い付くなんて流石に戦い慣れてるな。


「ったくよ! 柔らかいおっぱいで圧死とか、ベッドの上だけにしてほしいもんだぜ! こんなムードも何もない場所で死にたくはないね!」


そんな冗談を言う余裕もあるくらいだから、ダメージはそれほどでもないのだろう。


少し、舞桜が不機嫌そうに膨れているけど。